3月3日(土) 鳴門のメバル釣り

メバル強化月間 第T弾。

じゃぁ これまでは何だったのかという突っ込みは入れないように。


メバル本番の3月を迎え 産卵を終えた大型の個体が体力を回復すべく

口を使い始めてきたようだ。


ここ数日 天気は良くなかったが 手応えのある漁場では

サビキで数・型ともによく釣れたそうな。


しかし 今日は土曜日で船多し 天気は晴れ 潮は若潮 北風強し と

メバル釣りの条件としては 悪条件が重なっている。


そこは 船頭さんの読みと 釣り人の執念で何とかなる … はず。 



橋をくぐって太平洋側へ。


最近イカナゴ(子)がスーパーに出回るようになってきたが

まだ小さく 海面付近の表層を流されているような状態?

もう少し成長すると自力で泳げるようになり

中層から底層を漂うようになる。

サバ皮サビキと同じくらいの大きさのイカナゴが底に流れ出すと

一気にメバルの爆釣スイッチが入るのだが… 


事前の情報では 魚系のベイトではない(アミ類?)ようなので

既製品のままでは食いが悪いのでは ということで

サバ皮サビキを一工夫。



ぬりぬりしたり チョキチョキしたり ライトチューン。

どれがいいかは メバルに聞いてちょうだい。


市販のサビキの中にもサバ皮を短くしたものが出ているが

基本スペックの高いこのサビキを加工する方がよく釣れるみたい。




最初の流しから サビキにしては結構良型がヒット。



緑のショートカットサバ皮にヒットしていた。

これは期待できるかも…と思ったが

その後は大苦戦。


いい映りはあるものの ほとんどヒットしない。

最初の2時間で3匹…

開幕ダッシュに失敗。

このペースだと1日10匹ペースだ。


今日は冷たい北風が結構吹いている。

メバル釣りには 厳しい状況。



瀬や魚礁を転々と渡っていくものの

メバルからのアタリは遠い。


魚礁の際では 釣ってはいけないガッシー君。



それもダブルで。

メバル釣りに行って ガシラを掛けているようではダメ。



風と波に苦しめられながらも 艦長は次々とメバルを仕留めていく。



シロウオも少し持って行ったが この風では仕掛けがくるくる回ってしまい

勝負にならない。


今日は誘いをかけるより

シラサで釣っているときのように最初に底を3m切ってからは 竿先を動かさず

サビキを潮に乗せていく釣り方の方がアタリが多くでるようだ。




本流の潮も行ったり来たりで一定しない。

 

潮が緩んだ直後にいいポイントに入ると

追い食いもうまくいく。



本日初の6連。


さぁ これから と思っても

あとが続かない。


活性の高いメバルを求めて ポイントを次々と移動してくれるものの

どこへ行っても ほとんどが単発 よくて2連という活性の低さ。


追い食いを粘ってみても3連4連と付くこともなく


結局最後まで 拾い釣りで終わってしまった。



再び 橋をくぐって 帰港。



昨日 一昨日は良型混じりで50匹とか70匹釣れたそうだが

今日の条件では いたしかたないことか。


大潮まわりは1日経っても潮の時間は30分から40分くらいしか変わらないが

小潮まわりになると1日経てば潮の時間は1.5〜2時間ほど変わってしまう。

小潮まわりになればなるほど前日の時合い(釣れる時間帯や潮流の速さ)は

大きくずれて あてにならなくなってくる。

今日は いい時間帯が昼間にきたせいもあってか

爆発力がないまま終わってしまったような感じ。



サビキに関しては 緑のショートカットサビキに良型の大部分が食いついていた。

小型のアミ類を口から吐き出している時は 是非お試しあれ。


今日は比較データーがとれるほど数が釣れなかったが

これまでの経験からは(参考までに)

良型がヒットするサバ皮の色は 緑:白=7:3 または 6:4で

緑が多いような感じ。

食いのいい日や時間帯では どちらも大差ないが

ポイントによっては 緑の皮にしか食ってこないこともある。

海底で緑のサバ皮は一体何に見えるのだろうか?



海の中の春は もうそこまで来ている。

イカナゴが底に落ちて 鳴門のメバルにスイッチが入ることを期待しておこう。



本日の釣果 メバル 〜27cm 35匹